明治神宮のご利益は?パワースポットの見どころを徹底解説!

明治神宮の鳥居 東京の神社・お寺

明治神宮は、東京都渋谷区原宿にある明治天皇と昭憲皇太后をまつる神社です。

見どころ満載の境内には、夫婦円満や良縁のご利益がある「夫婦杉」や、名武将、加藤清正が掘り当てたと伝えられるパワースポット「清正井」など、魅力的なスポットが点在しています。

古くから原宿の街を見守り、国内外の観光客から親しまれてきた明治神宮。初詣の参拝客数が日本一を記録し続けている、日本を代表する神社の見どころやご利益を、王子さんぽ目線で徹底解説します。

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日本を代表するパワースポット!明治神宮の歴史を解説

明治神宮

明治神宮は、大正9年(1920年)、東京都渋谷区代々木に創建した歴史ある神社です。神話に出てくる神様ではなく、明治天皇、昭憲皇太后の2名を祭神としています。

観光スポットとして人気の原宿エリアにあり、広大な敷地を有するパワースポットには、連日そのご利益を求めて国内外の参拝客が訪れています。

また、意外に知られていませんが、明治神宮の大きな特徴でもある杜は人口林です。70万平方メートルにも及ぶ鎮守の杜には、全国から献木された10万本の木が植えられています

お正月の初詣の参拝者数は日本一を誇り、2012年にはミシュランの「日本の3つ星観光地20選」にも選出されている「明治神宮」。

現代では、ご利益ある神社としてだけでなく、都民、観光客の憩いの場、癒やしの場にもなっているパワースポットの魅力を王子さんぽ目線で解説します。

明治神宮のアクセス情報

東京都渋谷区にある明治神宮は、原宿駅、明治神宮前駅から徒歩1分の場所にあります。駅を降りてすぐに、鎮守の杜と参拝客を出迎える大鳥居が見えるので、初めての方でも迷わずにたどり着けるはずです。

また、広大な敷地を誇る明治神宮には代々木口、原宿口、参道橋口など、さまざまな入口があるため、自分が使う路線や駅によって使い分けると良いでしょう。

明治神宮に車で訪れる場合には、境内の参拝者専用駐車場を利用できます。しかし、パワースポットとして人気の明治神宮には、連日ご利益にあやかるため多くの参拝客が訪れるので、なるべく公共交通機関を活用するのがおすすめです。

代々木口へのアクセス

  • JR 「代々木駅」西口から徒歩4分
  • 都営地下鉄大江戸線「代々木駅」から徒歩4分
  • 東京メトロ副都心線「北参道駅」から徒歩4分

原宿口へのアクセス

  • JR「原宿」駅表参道愚痴から徒歩3分
  • 東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅から徒歩3分

参道橋口へのアクセス

  • 小田急線「参宮橋」駅から徒歩5分

明治神宮の利用案内

明治神宮のスロープ

明治神宮を参拝できる時間は、日の出と日の入りによって決まります。季節によって開門時間、閉門時間は異なるので、公式ホームページで確認するのがおすすめです。

参拝料は基本的に無料ですが、境内にある「明治神宮御苑」、「明治神宮ミュージアム」といった施設を利用する場合、それぞれ500円、1,000円の利用料金が必要なので、事前に確認しておきましょう。

ちなみに明治神宮の中で、運気向上や厄除けのご利益があるとされるパワースポット「清正井」は、「明治神宮御苑」内にあります。

また、広大な敷地の明治神宮では、入り口から本殿の往復だけでも、かなりの距離を歩きます。途中に休憩スポットにもなるカフェテラスがありますが、歩きやすい服装、靴を履いていくのが良いでしょう。

境内には、スロープや多目的トイレの設置もあるため、車椅子の方でも安心して参拝できます。

見どころ&ご利益あり!「明治神宮」の魅力を徹底解説

明治神宮

明治神宮は、国内外の観光客が訪れる都内でも屈指のパワースポットです。本殿だけではなく、「清正井」、「夫婦杉」などご利益のあるスポットが境内には点在しています。

そこで、何度も明治神宮に足を運んで、境内をくまなく散策し続けている王子さんぽ目線で、明治神宮の見どころを徹底解説。ぜひ、参拝するときの参考にしてみてください。

【明治神宮・見どころ】恋愛成就に商売繁盛のご利益あり!本殿を参拝

明治神宮の鳥居

明治神宮の入り口は、原宿駅から徒歩1分ほどの場所にあります。見る人を圧倒する高さ約12m、柱の直径約1.2mの大鳥居は、日本最大級の大きさだそうです。

台湾からはるばる運ばれてきた、樹齢1,500年を超えるヒノキを使った大鳥居。私が訪れたときも、参拝客が記念撮影を楽しんでいる姿がみられました。

ちなみに、大きな鳥居の真ん中を通りたくなるところですが、鳥居の脇を通るのが正しい参拝法です。

鎮守の杜

木の香りが漂う、原宿とは思えない空間が広がる鎮守の森。木が植えられてから100年以上先も、豊かな景観を保てるように作られた人口の杜です。

本殿までは少し距離があるのですが、森林浴を楽しみながら歩けるので、気分転換にもなります。

酒樽

参道途中の奉納酒は、神様に捧げるためのお酒です。ちなみに、祭神の明治天皇はお酒好きでワインにも精通していました。

そのため、奉納酒の酒樽前には、日本全国の蔵元、フランスのシャトーから献上されたワインもズラッと並んでいます。

ちなみに、この酒樽前も大鳥居と並び、写真撮影を楽しむ人が多くみられました。

明治神宮南神門

明治神宮南神門

参道を抜けた先に見える大きな門が「明治神宮南神門」です。この門をくぐった先には、明治神宮の外拝殿、本殿があります。

見る人を圧倒する南神門は1920年に建てられたもの。創建から100年以上経つ歴史を感じながら、パワースポットの外拝殿、本殿に向かいましょう。

夫婦楠

夫婦楠

明治神宮の境内には、さまざまなパワースポットが点在しています。その一つの「夫婦楠(めおとくす)」は、寄り添うように植えられた二本の大きな楠の木です。

祭神の明治天皇と昭憲皇太后のように、寄り添う楠は、夫婦円満、良縁成就のご利益があります。意外に見逃しがちなパワースポットなので、ぜひ合わせてお参りしてみてください。

明治神宮 外拝殿

ご利益を求めて多くの人が参拝する見どころの一つが明治神宮の外拝殿です。祭神としてまつられているのは、明治天皇とお妃の昭憲皇太后。夫婦仲が良かった二人にちなみ、良縁祈願や夫婦円満のご利益があるそうです。

その他にも、商売繁盛や厄除けなど、さまざまなご利益があるパワースポットの明治神宮。境内にはさまざまな見どころがありますが、まずは外拝殿、本殿を参拝しましょう。

【明治神宮・見どころ】清正井に花菖蒲まで!明治神宮御苑を巡る

明治神宮御苑

本殿以外にも明治神宮の見どころはたくさんあります。その一つが「明治神宮御苑」です。

雄大な敷地を誇る明治神宮内の庭園には、花菖蒲やパワースポットとして名高い「清正井」など、さまざまな見どころがあります。

まずは、入り口にある小屋のような券売所で入場券を購入して、御苑内に入っていきましょう。ちなみに入園料は大人500円です。

御釣台

御釣台

明治神宮御苑の中にある「御釣台」は、昭和天皇の意向によりつくられたものです。ここでは釣りが好きだった昭憲皇太后が、たびたび釣りを楽しまれていました。

夫婦仲が良かったという祭神二人のエピソードには、なんだかほっこりした気分になります。

南池

御釣台からも見える南池は、明治神宮御苑きっての景勝地です。春には桜が舞い、秋には鮮やかな紅葉など、季節ごとの景色を楽しめます。

池のそばにはベンチも置かれているので、都心とは思えない豊かな自然を眺めながら一休みするのもよいでしょう。

明治神宮御苑の花菖蒲

花菖蒲

明治神宮御苑は、もともとは加藤家、井伊家の下屋敷庭園でした。しかし、明治時代に宮内庁の管轄下になり、明治天皇、昭憲皇太后ゆかりの庭園となりました。

6月頃に見頃を迎える花菖蒲は、明治神宮御苑内の大きな見どころの一つです。150種類、1,500株もの花が咲き誇る美しい景色は、ずっと眺めていたくなるほどの美しさを感じられます!

ちなみに、この花菖蒲も明治天皇が昭憲皇太后のために植えたものだそうです。これだけ夫婦仲の良さを感じられる話が多いと、夫婦円満のご利益にもうなずけます

清正井

清正井

明治神宮御苑、屈指のパワースポットとして知られるのが「清正井」です。

江戸時代のはじめに、名武将として知られる加藤清正が掘ったと伝えられる井戸は、画像を待ち受け画面にすることで、さまざまなご利益があるといわれています

ちなみに、井戸から湧き出る水の水温は通年15度、毎分60リットルという豊富な水量を誇っているそうです。

江戸時代から今に至るまで、残り続けている貴重な井戸。御苑散策の際は、立ち寄ってみたいスポットです。

つつじ山

明治神宮の中には、つつじ山と呼ばれる花の名所もあります。4月の下旬頃のピークなら、左右をつつじに囲まれた、花のトンネルのような景色を楽しめるのが魅力です。

明治神宮御苑まで、散策する場合、かなりの距離を歩くことになるため、歩きやすい靴を履いていくと良いでしょう。

【明治神宮・見どころ】吉凶を占わない明治神宮のおみくじ

明治神宮 おみくじ

明治神宮ならではの見どころが、吉凶を占わないおみくじです。

明治神宮らしいおみくじを考案していた中で、明治天皇、昭憲皇太后が数多くの和歌を残していたことに着目。二人の歌から15首ずつ、全30首を選び、「大御心」という名前のおみくじが生まれました。

おみくじを購入できるのは本殿すぐそばにある写真の建物です。

大御心

大御心

1回100円のおみくじは、吉凶こそ占わないものの、自分の運試しをするかのようなワクワク感はそのままです。

私が訪れたときも、国内外の参拝客がおみくじを振って楽しんでいました。

大御心の和歌

大御心に書かれている和歌。裏面には和歌の解釈とメッセージが書かれています。

【明治神宮・見どころ】参拝時に立ち寄りたい境内施設を紹介

明治神宮会館

フォレストテラス明治神宮

「フォレストテラス明治神宮」は、結婚式や会議、木の温もりを感じられるレストラン&カフェで一休みなど、さまざまな用途がある多目的施設です。

また、テラス内には明治神宮オリジナルグッズを販売しているお土産屋さんまであるので、観光やお出かけの記念になるアイテムを探してみるのもよいでしょう。

明治神宮、鎮守の森の脇にあるため、参拝の前後に立ち寄ってみてください。

CAFÉ「杜のテラスのケーキ

CAFÉ「杜のテラス」

フォレストテラス内にあるCAFÉ「杜のテラス」は、杜のぬくもりをコンセプトとしている居心地の良い空間です。人気のテラス席からは、明治神宮の鎮守の森を眺めながら、カフェタイムを楽しめます。

見た目にも可愛らしいケーキや、種類豊富なドリンクを注文して、ホッと一息つけるおすすめスポットです。

宝物殿

宝物殿

明治神宮境内の北方にある「宝物殿」も、見逃せないスポットの一つ。奈良の正倉院を模したという校倉風大床造りの建築は、日本の鉄筋コンクリート建築を代表する建物です。

国の重要文化財にも指定されている「宝物殿」には、文房具や手紙、書籍や馬車など、祭神ゆかりの品を展示。現在では期間限定公開となっているので、気になる方はホームページを確認しましょう。

ちなみに、「宝物殿」のすぐ側には、触ることで仕事運、金運がアップのご利益があるパワースポット「亀石」もあるので、探してみてください。

明治神宮と合わせて行きたいスポットを解説

東郷神社の門

明治神宮のある渋谷・原宿は、さまざまな見どころがあるエリアです。そこで明治神宮と合わせて行きたい観光、パワースポットを紹介します。

ご利益ある神社から、緑豊かな公園まで、明治神宮参拝と合わせてお出かけを満喫しましょう。

明治神宮と並ぶパワースポット「東郷神社」

東郷神社の社殿

東郷神社は、必勝、合格祈願、良縁などのご利益がある神社です。明治神宮と並ぶ原宿もパワースポットには、侍ジャパン監督の栗山英樹さんが願主になった旗も飾られています。

海軍の英雄として知られる東郷平八郎をまつる「東郷神社」。勝負事を控えている方はぜひ足を運んでみてください。ちなみに、春には桜、秋には紅葉と豊かな景色も楽しめますよ。

【原宿】東郷神社のご利益は必勝!桜やお守りなどパワースポットの見どころを解説

原宿で自然に触れるならココ!「代々木公園」

代々木公園

明治神宮のすぐお隣にある緑豊かな公園が「代々木公園」です。都会のオアシスともいわれる自然豊か公園では、四季折々の景色を楽しめます。

何度も訪れている私のお気に入りは、池の畔にあるベンチです。代々木公園の四季折々の景色や、遠くで家族が遊ぶ様子を眺めながら、ゆったりくつろげます

近くにコーヒー屋さんもあるので、明治神宮参拝前後に立ち寄って、ホッと一息つくのも良いでしょう。

代々木公園の詳細はこちら

参道の自然に癒やされながら明治神宮を参拝

明治神宮は、初詣参拝者数日本一、都内でも屈指のご利益あるパワースポットです。広大な敷地の中には、カフェ、宝物殿、本殿など、時間をかけて巡りたい、さまざまな見どころがあります。

ぜひ、原宿エリアを訪れた方は、周辺の観光スポットと合わせて足を運んでみてください。

 

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