駒込富士神社はパワースポット!ご利益や歴史に富士塚まで徹底レビュー

駒込冨士神社の外観 お出かけスポット

駒込富士神社は、駒込エリアに古くから鎮座していた富士塚の上に建てられた歴史ある神社です。富士山に見立てた山の上に建てられた社殿は、富士山を崇拝し、感謝や報恩感謝を伝える富士信仰の拠点となりました。

徒歩圏内にあるパワースポット「駒込天祖神社」と合わせて、駒込エリアを代表するパワースポットとして知られている駒込富士神社。

なんの神様を祀っているのか、気になるご利益まで王子さんぽ目線でお伝えします。

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駒込冨士神社の歴史と由来

駒込冨士神社の外観

駒込富士神社は、駒込のお富士さんという相性で親しまれている由緒正しい神社です。

1573年に本郷村の名主の夢枕に木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)が立ったことをきっかけに、富士浅間社を勧請したのが神社のはじまりといわれています。ちなみに木花咲耶姫のご利益は、酒造業、海上安全・航海安全・安産祈願です。

また、江戸時代後期に流行った富士信仰の地としても知られていて、現在の境内にも当時の町火消たちが奉納したという火消しのシンボルマークを彫った石碑が多数みられます。

2006年には、神社が保管していたかけじくや祭具類が、文京区指定有形民俗文化財に指定。現在も地元の方を中心に信仰を集め続けている駒込のパワースポットです。

駒込富士神社の行き方・アクセス情報

駒込富士神社は、JR・東京メトロ駒込駅から12分本駒込駅から徒歩13分の場所にあります。また、駒込富士神社の本堂があるのは富士塚の階段を上がった高台です。立地も駅から少し離れた場所にあるので、参拝の際は歩きやすい靴を履いて向かいましょう。

なお、駒込エリアに住んでいる方は地域のコミュニティバス「Bーぐる(千駄木・駒込ルート)」の富士神社前で下車すれば、徒歩1分ほどでたどり着けます。

駒込富士神社の基本情報

【住所】文京区本駒込5-7-20
【電話番号】03-3823-7894
【拝観時間】常時参拝自由

駒込富士神社の公式サイトはこちらから

駒込冨士神社のご利益は?パワースポットのお参りの仕方をレビュー

駒込富士神社の拝殿

パワースポットとして知られる駒込富士神社を巡るとき、ご利益やお参りの仕方が気になる方は多いはずです。

程よい広さの境内には知っていると頷ける歴史や見どころが満載。参拝する前に記事に目を通して、駒込富士神社を予習しておきましょう。

駒込富士神社のご利益は?本殿までの道のりも見どころ満載

駒込富士神社の鳥居

1573年当時に本郷に建てられた冨士大権現が、1628年ごろ現在の地に遷座されたのが駒込富士神社です。

航海安全・火難除け、安産祈願までさまざまなご利益があるとされる木花咲耶姫をまつり、富士山そのものを御神体としている神聖なパワースポットとして知られています。

ちなみに毎年6月末から7月には、山開きがおこなれてるため、年間を通して多くの参拝客が訪れます。

駒込富士神社の景色

「駒込のお富士山」の愛称で親しまれる駒込富士神社は、中央に大きな富士塚があります。富士山に模して造営された人工の塚は、昔からの富士山信仰に基づいていて、つくられました。

富士塚の周囲は豊かな緑に覆われていて、都心にいるのを忘れさせてくれるような豊かな景色を楽しめます。

手水舎

境内には手水舎があるので、正式なお参りの仕方を守って参拝したい方は、社殿を参拝する前に手を清めておきましょう。

ちなみに駒込富士神社は、徒歩圏内にある「駒込天祖神社」が管理してます。駒込富士神社の境内ではお守り、御朱印などの販売はしていないので、気になる方は天祖神社まで足を伸ばすのが良いでしょう。

駒込のパワースポット!参拝にはさまざまなご利益あり

駒込富士神社の石碑

駒込富士神社を参拝するときに注目したいのが、町火消の纏(まとい)を彫った石碑や富士山から運ばれてきた溶岩です。

中央の富士塚の麓に置かれた石碑や溶岩を見ていると、創設当初から信仰を集めていたことがよくわかります。

駒込富士神社の階段

駒込富士神社の社殿は、中央の富士塚を登った先にあります。富士塚の中には「護国寺」の音羽富士のように急な坂道を登るものもありますが、駒込富士神社の場合、整備された道を登るので、比較的スムーズに頂上までたどり着けるはずです。

私が参拝したときは平日の昼間で、参拝者も少なかったのでパワースポットらしい静けさや荘厳さを感じられました。

駒込富士神社の拝殿

駒込富士神社の社殿は、1961年に再建されたものです。富士塚を登った先に佇むコンクリート造りの社殿は、白を貴重としていて清廉さを感じられます。

ちなみに現在も豊かな自然に囲まれている社殿ですが、江戸時代は現在以上に杉やアカシアの木が茂っていたそうです。

駒込富士神社の境内を散策

駒込富士神社のご神木

神社中央にあるカヤの木は駒込天祖神社のご神木です。

その他にも文京区保存樹木に指定されたさまざまな木々が植えられているので、都心の中で森林浴を楽しんだり、澄んだ空気の中で一息つきたい方におすすめのスポットです。

駒込富士講社祠

駒込富士神社の境内には、末社の「小御嶽社」があります。木花咲耶姫命の姉神をまつるといわれる神社のご利益は、健康長寿、安産、縁結びなどです。

参道の中央を通って、社殿までまっすぐ歩いていくと見逃しがちなパワースポットなので、時間に余裕がある方は立ち寄ってお参りしましょう。

駒込富士神社の景色

私が足を運んだ春には、境内に美しい桜の木が咲き誇っていました。自然豊かな神社では、秋になると紅葉、夏には新緑など、四季折々の景色を楽しめるのも魅力といえます。

駒込富士神社に並ぶパワースポット!駒込天祖神社にも注目

駒込天祖神社

駒込富士神社を管轄している「駒込天祖神社」は、鎌倉幕府を立ち上げた源頼朝が、夢のお告げによって神明宮を建立したのが起源といわれているパワースポットです。気になるご利益は、五穀豊穣や開運、子育てといわれています。

境内ではお守りや御朱印を購入できる他に、おみくじを引くことも可能です。2つの神社は徒歩10分以内の立地にあるので、神社やパワースポットが好きな方は合わせて立ち寄ってみましょう。

駒込天祖神社

「三社合祭社」は、榊神社、須賀神社、戸隠熱田神社、3つの祭神を合同でまつっている神社です。健康・開運などさまざまなご利益があるとされています。

その他にも駒込天祖神社の境内には、いくつかの末社があるので境内を散策しながらそれぞれ参拝するのが良いでしょう。

駒込天祖神社のご利益は?パワースポットの見どころやお守りまで詳細はこちら

富士塚を登り社殿を参拝!駒込富士神社は自然豊かなパワースポット

駒込富士神社は、文京区の都心部にあるとは思えない自然に恵まれたパワースポットです。中央の富士塚は小さな子どもでも登り切れるほど程よい高さなので、「富士山は登れないけれど、富士山信仰にあやかりたい・参拝したい」という方にぴったりです。

駒込エリアには他にも、日本庭園の「六義園」や秋と春のバラフェスティバルが有名な「旧古河庭園」のように人気のお出かけスポットが点在しているので、気になる方は王子さんぽの記事を読んで、足を運んでみましょう。

 

 

 

 

 

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