東京にあるこけし専門店・人気店を紹介!表情やデザインにも注目
東京でこけしを探している方に向けて、こけし専門店やかわいいこけしに出会える人気店を紹介します。どこで買えるのか、各店の雰囲気や魅力が分かれば、表情やデザインまで異なるさまざまなこけしから自分にぴったりなものに出会えるはずです。
本記事では、東京のこけし専門店などに加えて、こけしの知識や選び方まで解説するので、最後まで目を通してみてください。
【東京・神田】伝統こけしの品揃え国内No.1「書肆(しょし)ひやね」

東京で本格的なこけし専門店を探しているなら、JR神田駅から徒歩3分の「 書肆ひやね」がおすすめです。お店には日本一ともいわれる1500体以上の伝統こけしが揃っています
店主が全国の工人(こうじん)から直接仕入れたこけしは、東北各地の伝統様式を忠実に受け継いだものばかり。首を回すとキュッキュッという特徴的な音がなる「鳴子こけし」や、ベレー帽のような多色のロクロ線が特徴の宮城の「弥治郎系こけし」など、各地の個性豊かなこけしが一堂に揃っています。
手のひらサイズのものから存在感のある大型こけしまで、表情も形も異なる一点ものばかり。
コレクターはもちろん、初めてこけしに触れる方でも、職人の技や木の温もりをじっくり感じられるでしょう。
書肆ひやねの詳細情報
【住所】東京都千代田区内神田2-10-2
【電話番号】03-3251-4147
【営業時間】11:00-19:00
【定休日】日・祝日
【東京・渋谷】東京のこけし専門店ならココ「渋谷こけし(SHIBUYA KOKESHI)」

渋谷駅から徒歩約8分の「渋谷こけし(SHIBUYA KOKESHI)」は、伝統こけし・創作こけしの双方が揃うこけしの専門店です。
宮城・山形・福島など東北地方の伝統こけしだけでなく、職人それぞれの個性が光る創作こけしにも出会えるので、個性や新しさを求める方にもおすすめできます。
個人的に気になるのが、五月人形やお盆飾りなどをモチーフにした季節のこけし。見た目の可愛さだけでなく、模様替えをするように季節ごとのこけしを飾る楽しみがあります。
東京でこけしを探している方、伝統工芸や郷土玩具に興味のある方は、ぜひ一度訪れてみてください。
渋谷こけし(SHIBUYA KOKESHI)の詳細情報
【住所】東京都渋谷区松濤1-26-23
【営業時間】11:00-19:00
【定休日】月曜日
【渋谷こけし(SHIBUYA KOKESHI)の公式インスタグラムはこちらから】
【東京・銀座】創作こけしが並ぶ木工クラフト専門店「GINZA HAKKO 木の香」
銀座駅から徒歩約5分。「GINZA HAKKO 木の香(このか)」は、伝統こけしや木工クラフトを扱う木の専門セレクトショップです。王子さんぽは、東京でこけしを買いたい方にはもちろん、マトリョーシカを取り扱うショップとしても注目しています。
ユニークな配色や表情、デザインが魅力的な創作こけしの品揃えが豊富なので、家に置くと明るい気持ちになれるような、インテリアにもなるこけしを探している方におすすめです。
店内を巡り、上質で温かみのある“木の文化”の世界に触れてみましょう。
GINZA HAKKO 木の香の詳細情報
【住所】東京都中央区銀座7-10-5 ランディック第3銀座ビル1F・B1
【電話番号】03-5537-3107
【営業時間】11:00-18:00
【定休日】不定休
【東京・新宿】伝統こけしと郷土玩具の宝庫「備後屋」

新宿エリアでこけしを探すなら、都営大江戸線・若松河田駅から徒歩1分の「備後屋」がおすすめです。昭和の時代から続く老舗店で、全国各地の郷土玩具や工芸品を幅広く取り扱う東京でも貴重な専門店の一つです。
地下1階の郷土玩具コーナーには、愛らしい表情の伝統こけしや、張り子・土人形などがずらり。コレクターから初心者まで楽しめる品揃えです。
また、店内には英語表記の案内板も設置されており、海外からの観光客にも人気。東京で探している国内外の方におすすめできるお店です。
備後屋の詳細情報
【住所】東京都新宿区若松町10-6
【電話番号】03-3202-8778
【営業時間】11:00-18:00
【定休日】毎週月曜日と、第3土曜日とその翌日定休(5月8月11月12月を除く)
【東京・雑司ヶ谷】雑貨店で出会う創作こけし「旅猫雑貨店」
東京・雑司が谷駅から徒歩5分の「旅猫雑貨店」は、郷土玩具やこけしを気軽に楽しめる雑貨店として人気のお店です。2002年にオンラインショップとして誕生し、2006年に雑司が谷へ実店舗をオープン。
街の駄菓子屋さんのように、ふらりと立ち寄れる温かな雰囲気が魅力です。こけし専門店ではありませんが、個性豊かな表情をしたこけしや店主セレクトの本や雑貨が、訪れる人々の心を惹きつけます。
旅猫雑貨店の詳細情報
【住所】東京都豊島区雑司が谷2-22-17
【電話番号】03-6907-7715
【営業時間】13:00-19:00
【定休日】月・火曜日(月曜日が祝日の場合営業)
【東京・八王子】八王子名産の東京こけしが揃う店「802SKY STATION」
JR八王子駅から徒歩8分の「802SKY STATION」は、八王子の東京こけしに出会える穴場店です。八王子市を拠点とする大蔵木工所によって作り出される「東京こけし」は、丸みを帯びたフォルムとくびれ部分のハピネスリングと呼ばれる輪が特徴です。
伝統こけしと比べるとポップなデザインで、海外の方からも人気があるそうです。
店内にはこけしの他にも八王子の名産品がズラッと並びます。八王子の文化に触れながら、地域ならではのこけしを探してみましょう。
802SKY STATIONの詳細情報
【住所】東京都八王子市八日町2-3
【電話番号】042-623-1100
【営業時間】8:00-20:00
【定休日】不定休
東京でこけしを買う前に知っておきたい基礎知識

こけしとは、ろくろを挽いて作られる東北地方の郷土玩具です。多くの方がイメージする通り、丸い頭に円柱状の体つきという特徴的なフォルムをしています。
現在では、東京にもショップができて、オンラインでも購入できるようになり、より気軽に手に入れることが可能です。また、こけしには五穀豊穣や無病息災、子宝祈願などの願いが込められているので、縁起物としても魅力的ですね。
伝統こけしと創作こけしの違い
東京でこけしを購入する際に押さえておきたいのが、伝統こけしと創作こけしの違いです。
■伝統こけし
「伝統こけし」は、東北地方を中心に生まれたこけしで、首を回すとキュッキュッと音が鳴る「鳴子系」や、細身でやさしい表情の「遠刈田系」、力強い描線が特徴の「津軽系」など10種類以上の系統に分類されています。
どのこけしも土地ごとの風土や文化を反映していて、木のぬくもりや手仕事の味わい深さを感じられるのが特徴的です。
■創作こけし
創作こけしは、伝統こけしとは異なり、型にとらわれないデザインや表情が魅力的です。伝統こけしと比べると、自由な表現が可能になっています。若手の作家が新しい美術表現を追求するために作成することもあり、個性的な作品に出会えることも。
自分に合うこけしの選び方
こけしを選ぶときは、見た目と文化の2つの視点から探すのをおすすめします。例えば、こけしに込められた歴史や願いを重視する方は伝統こけし、デザイン性や個性を重視する方は創作こけしを選ぶのが良いでしょう。
また、同じ系統のこけしでもデザインや表情が一つずつ異なるので、時間をかけて細やかな部分まで観察するのをおすすめします。
こけしによっては、作り手が分かるものもあるので、気になった職人さんが作成しているこけしから選ぶことも可能です。
東京で購入する際は、伝統こけしなら神田の「書肆ひやね」、創作こけしなら「GINZA HAKKO 木の香」など、コンセプトから自分に合うお店を探すと良いでしょう。
東京のこけし専門店・人気店で自分だけの一体に出会う
東京には伝統こけし・創作こけしそれぞれを販売する専門店や人気店があり、「木の温もりを感じるインテリアがほしい」「旅の思い出に日本らしいお土産を探している」など、こけしを探している方のさまざまなニーズに適した一体を探せます。
一括りにこけしといっても、地域や作り手によって表情もフォルムもさまざま。本記事で紹介したお店を参考に、アナタの心に響くたったひとつのこけしを見つけてみましょう。
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