赤城神社のご利益とは?神楽坂のパワースポットはカフェや隈研吾設計の建築に注目

赤城神社の全体像 神社・お寺

赤城神社は、牛込神楽坂総鎮守として多くの方の信仰を集めているパワースポットです。学業成就や、商売繁盛などさまざまなご利益がある神社には、連日多くの参拝客が訪れています。

東京のプチフランスとも称される神楽坂エリアの神社にふさわしい洗練された拝殿のデザインも魅力の一つです。

ランチからディナーまで楽しめる「あかぎカフェ」、ここでしか買えないお守りまで、スピリチュアルな魅力も詰まったパワースポット、赤城神社の魅力を余すことなく解説していきます。

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神楽坂の総鎮守!赤城神社の歴史や由緒を紹介

神楽坂の赤城神社

赤城神社は東京都新宿区神楽坂で、古くから信仰を集めるご利益あるパワースポットです。

伝承によると、1300年に群馬県赤城山麓、大胡の豪族だった大胡彦太郎重治が牛込に移住したとき、群馬県にあった赤城神社の御分霊をまつったのが始まりといわれています。その後、1460年牛込台に移った後、1555年大胡宮内少輔によって、現在の神楽坂の地に遍座したそうです。

その後、徳川幕府により牛込一帯の総鎮守とされて、日枝神社・神田明神とともに「江戸の三社」と称された赤城神社。

一度は焼失した社殿も再建、さらに赤城神社再生プロジェクトが立ち上げられたことで、現在はモダンさと格式高さの2つを兼ね備えた神社として、多くの方に親しまれています。

赤城神社のご利益とは?

赤城神社の狛犬

神楽坂の赤城神社では、「磐筒雄命」( いわつつおのみこと )、「赤城姫命」(あかぎひめのみこと)、2つの祭神をまつっています。

群馬県にある赤城神社と同じく、女神様といわれる「赤城姫命」を祀っているため、特に女性が参拝するとご利益のあるとされるパワースポットです。

主なご利益として

  • 無病息災
  • 学業成就
  • 良縁成就
  • 夫婦円満
  • 厄除け
  • 開運招福

上記のようなご利益があげられます。また、境内には「螢雪天神」や、「稲荷神社」もあるので、その他にもさまざまなご利益が期待できます。

神楽坂の赤城神社へのアクセス・行き方

赤城神社は、観光客からも人気の神楽坂エリアにあります。最寄り駅の東京メトロ東西線「神楽坂駅」の出口1からは徒歩1分都営地下鉄大江戸線の「牛込神楽坂駅」からは徒歩8分ほどです。

神楽坂商店街の脇道を進んだ場所にあり、遠くからでも大きな赤い鳥居が目印になるので、近くまで向かえば、迷わずにたどり着けるはずです。

また、赤城神社にはご祈祷や結婚式で訪れた方向けの駐車場しかないため、基本的には公共交通機関を使用してのアクセスをおすすめします。なお、毎週日曜日やお祭り開催時は、赤城神社付近の道路(神楽坂通り)が歩行者天国になるので、車の方は注意しましょう。

赤城神社の詳細情報

【住所】新宿区赤城元町1-10
【電話番号】03-3260-5071
【参拝時間】常時参拝可能(社務所は9:00~17:00、カフェは11:30~21:00)
【定休日】年中無休(カフェは毎週火曜日、第2月曜日)

赤城神社の詳細情報はこちらから

神楽坂のパワースポット!赤城神社の魅力を紹介

赤城神社の魅力

赤城神社は、毘沙門天 善國寺」と並ぶ、神楽坂を代表するパワースポットの一つです。国内外の観光客が行き交う神楽坂の観光名所の一つにもなっており、連日そのご利益を求めて多くの方が参拝に訪れています。

境内には、国立競技場の設計を手掛けた隈研吾氏が監修したおしゃれな本堂、芸能や学業などのご利益がある神社、一休みできるカフェまで見どころが満載。

何度も参拝に訪れている王子さんぽ目線で、パワースポット、赤城神社の見どころを解説します。

神楽坂を訪れたら赤城神社を参拝!グッドデザイン賞も受賞

赤城神社の鳥居

東京メトロ神楽坂駅出口1の階段を登ってすぐに見える大きな赤い鳥居が、赤城神社の目印です。700年以上の歴史を誇る神楽坂のパワースポットは、時間帯を問わず参拝客が絶えません。

鳥居の前の看板には、境内にあるカフェの案内も。神楽坂観光の途中に一息つきたい方にとってもぴったりなスポットといえます。

赤城神社の全体像

赤城神社は、グッドデザイン賞を受賞するほど、おしゃれなパワースポットです。2010年に立ち上げられた赤城神社再生プロジェクトに伴い、生まれ変わった境内は、東京一おしゃれな神社と称されることもあるそう。

そんな赤城神社再生の監修を務めたのは、国立競技場の設計でも知られる隈研吾氏です。

赤城神社の伝統や歴史を感じさせつつ、モダンでおしゃれな雰囲気の拝殿、境内にマンションがあるという斬新な造りなど、日本が誇る建築家ならではのデザインを楽しめます。

赤城神社のおしゃれな拝殿

赤城神社を訪れたなのなら、まず拝殿を参拝しましょう。「磐筒雄命」、「赤城姫命」を祀る赤城神社学業成就や商売繁盛、良縁、安産など、さまざまなご利益があるといわれます。

ちなみに、赤城姫命は女性の願い事を叶える神様といわれているため、赤城神社は女性からの人気も高いパワースポットです。

また、全面ガラス張り、入り口は自動ドアという現代的な拝殿のそばには、おみくじも置かれているため、運試しをしてみるんも良いでしょう。

境内のご利益あるパワースポットを紹介

赤城神社の螢雪天神

拝殿すぐそばに建てられている「螢雪天神」は、学問の神様と呼ばれる菅原道真をまつったパワースポットです。学問・芸能のご利益がある神社は、エンタメ系の職業についている方や、受験生、就活生から人気を博しています。

ちなみに神社名の由来は、 旺文社の大学受験向け雑誌「蛍雪時代」です。2010年に新社殿に建て替えられて、ますます存在感が増した神社も、境内で見逃せないパワースポットの一つです。

また、「螢雪天神」のすぐそばにはズラッと絵馬が並ぶ場所があり、一つひとつに合格祈願や芸事向上への願いが書かれています。

映画制作チームのよる人気邦画やスター・ウォーズのヒット祈願もあるので、自分の好きな作品や監督の作品を探してみるのも良いでしょう。

赤城神社の八耳神社、出世稲荷神社、東照宮

社殿から階段で降りた場所にある鳥居の奥には、「八耳神社」、「出世稲荷神社」、「東聖宮」、それぞれ祭神もご利益も異なる末社があります。

まず、「八耳神社」は、聖徳太子を祭神としていて、悩みが解決したり、耳の病気が快方に向かったりするご利益があるそうです。

2つ目の「出世稲荷神社」は、赤城神社が神楽坂の地に移る前からこの地にある地主神で、名前の通り出世や商売繁盛のご利益があります。また、徳川家康を祀る「東照宮(葵神社)」は、サラリーマンからも人気の末社です。

境内の外れにあり、意外に見逃しがちなパワースポットなので、社殿と合わせて参拝してみてください。

パワースポットでカフェタイム!「あかぎカフェ」

あかぎカフェの外観

赤城神社に境内には、ランチ、ディナーを楽しめる「あかぎカフェ」があります。ガラス張りの店内からは、四季折々、時間帯ごとに表情を変える赤城神社の姿を鑑賞できます。

ランチ、カフェタイム、ディナーと時間帯によって注文できるメニューが異なるのもおすすめポイント。ピークタイムには行列ができるほどの人気を誇ります。

あかぎカフェのサンドウィッチ

「あかぎカフェ」では、本格イタリア料理のシェフが作り上げた料理を味わえます。ランチではパスタ、カフェタイムではサンドウィッチ、ディナーでは前菜からメインまで、神社内のカフェとは思えない本格派のメニューばかり。

「サンドウィッチ(バジル・トマト・チーズ)」は、香ばしく熱々のパンに、たっぷりの具材を挟んだ満足感ある一品です。カフェタイム限定なので、神楽坂観光中に小腹が空いた方はぜひ足を運んでみましょう。

赤城神社で購入できるユニークなお守り

赤城神社 お守り

パワースポットの赤城神社では、さまざまなご利益があるお守りを購入できます。そして何より注目したいのが、ここでしか買えない個性豊かなお守りです。

王子さんぽ的な注目のお守りは、ゲゲゲの鬼太郎をモチーフにした「ちゃんちゃんこお守り」と「目玉の親父お守り」です。どちらも見た目はユニークながら、禍事からの守護や開運といったご利益をしっかり兼ね備えています。

お守りの他にも、うさぎの形をしたおみくじ、特徴的な狛犬の置物などユニークな授与品がたくさんあるので、「あかぎカフェ」横にある社務所にも立ち寄ってみてください。

赤城神社で四季折々の景色を楽しむ

赤城神社の紅葉

パワースポットとして注目の赤城神社ですが、都心とは思えない豊かな景観も見どころの一つです。秋になると境内や周辺の木々が色づき、鮮やかな景色を楽しめる赤城神社。

思わず写真をパシャリと撮りたくなる美しい景色を眺めながら、「あかぎカフェ」で食事を楽しむのも良いでしょう。

赤城神社の春

赤城神社の境内、その周辺には桜の木が植えられています。春になると一斉に咲き誇る桜の花が、美しく境内を彩る景色は圧巻です。観光客で賑わう神楽坂の中心街を少し離れて、自然に触れたい方にも赤城神社はおすすめできます。

赤城神社の境内をくまなく散策

赤城神社の大百足

赤城神社の境内には見逃しがちな名所もいくつかあります。「御神像 赤城山と大百足」は、その昔、赤城神社の神様がムカデとなり、二荒山のマムシになった神様と戦ったときの様子を表す像です。

キラリと輝くムカデ像は、撫でることで祭神からのご利益をアップできるという隠れたパワースポット。赤城神社では、ムカデを撫でた後の拝殿や末社参拝を勧めています。

赤城神社の観音様

赤城神社の北にあった宝蔵院から移された「観音菩薩立像」。おおらかな顔立ちをしている観音菩薩は、お参りすることで、病気平癒、厄除け、開運などのご利益にあやかれます。

上述した名所は、「八耳神社」、「出世稲荷神社」、「東聖宮」、3つの末社までの道中にあるので、ぜひ参拝の際は立ち寄ってみましょう。

赤城神社周辺のパワースポット情報

毘沙門天善國寺の門

赤城神社のある神楽坂には、合わせて立ち寄りたいパワースポットがいくつかあります。良縁のご利益から多くの参拝客が訪れる神社から、神楽坂のランドマークまで、神社・寺好きな方必見のスポットをみていきましょう。

神楽坂のランドマーク!「毘沙門天 善國寺」

毘沙門天 善國寺の毘沙門堂

赤城神社から徒歩5分、神楽坂のランドマークになっているパワースポットが「毘沙門天 善國寺」です。1595年、桃山時代の末に創建された寺院では、参拝客のさまざまな願いを叶えるご利益のある多聞天「毘沙門天」をまつっています。

赤城神社からも近く、神楽坂の中心地にあるため、待ち合わせスポットとして活用するのも良いでしょう

縁結びのご利益を求めるならココ「東京大神宮」

東京大神宮

東京大神宮」は、赤城神社と並んで、女性から人気が高い神楽坂のパワースポットです。多くの女性が参拝に訪れる理由は、良縁や夫婦円満のご利益と、的確な指摘が評判の恋みくじです。

恋愛の神様といっても過言ではない「東京大神宮」の境内は、7回ほど参拝していますがほとんど女性が占めています。

女性同士のお出かけや観光で神楽坂を訪れたときには、ぜひ足を運んでみてください(男性ももちろん楽しめます!)。

カフェタイムも楽しめる!神楽坂のおしゃれな赤城神社に行こう

赤城神社は、カフェ、ユニークなお守り、デザイン性の高さなど、注目ポイントが満載のパワースポットです。

祭神のご利益にあやかりたい方はもちろん、普段神社に足を運ばない方でも楽しめるスポットが境内に点在しています。ぜひ、神楽坂観光の際は本記事の内容を参考にしつつ、立ち寄ってみてください。

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