「毘沙門天 善國寺」は、神楽坂通りの中ほどにある街のシンボル的なパワースポットです。
神楽坂の毘沙門さまとして、古くから親しまれてきた「毘沙門天 善國寺」には、商売繁盛や厄除けなど、さまざまなご利益が期待できます。
東京の縁日に夜店が出ることの発祥になったともいわれる歴史ある寺院は、神楽坂観光の際にぜひ立ち寄りたいスポットです。そのご利益やお参りの仕方、アクセス情報まで、王子さんぽが徹底解説します。
神楽坂のシンボル!「毘沙門天 善國寺」の歴史や由緒を解説
「毘沙門天 善國寺」は、1595年、桃山時代の末に創建された歴史ある寺院です。初代住職の佛乗院日惺上人は、江戸幕府を開いた徳川家康とも交流があるほどの僧侶でした。
佛乗院日惺上人が、祖父伝来の毘沙門天像を前に天下泰平を祈ったことを伝え聞いた家康は、すぐに日本橋馬喰町馬場北の寺地と「鎮護山・善國寺」を送りました。その際に誕生したのが毘沙門天をまつる「毘沙門天 善國寺」です。
その後、1792年に起きた火事を機に日本橋から神楽坂に移転。戦災により毘沙門堂が消失した後も再建されて、400年以上もの長い間、多くの方の信仰を集めています。
ちなみに、まつられている毘沙門天は別名、多聞天とも呼ばれ、参拝客の願いを多く聞いてくれるご利益のある神様です。
七福神の一人をまつる神楽坂随一のパワースポットとして、街の中心にそびえる「毘沙門天 善國寺」。お出かけや観光の際は、ぜひ足を運んでみてください。
毘沙門天 善國寺のアクセス情報
「毘沙門天 善國寺」は、東京メトロ東西線の神楽坂駅から徒歩6分、都営地下鉄大江戸線の牛込神楽坂駅から徒歩6分です。
神楽坂のメインストリート「神楽坂通り」の中程にあり、街のシンボルマークとして多くの人に親しまれています。
「毘沙門天 善國寺」そのものが待ち合わせスポットとして活用されることも多く、初めて訪れる方でも迷わずたどり着きやすいのが魅力です。
ちなみに「神楽坂通り」は緩やかな坂道なので、参拝する際は歩きやすい靴を履いていくのをおすすめします。
また、寺院の敷地内には駐車場、駐輪場はないので、アクセスの際は公共交通機関を活用しましょう。
毘沙門天 善國寺の詳細情報
- 【住所】東京都新宿区神楽坂5-36
- 【電話番号】03-3269-0641
- 【開門時間】7:00~19:00
- 【ご利益】厄除け・商売繁盛・金運・合格祈願など
神楽坂のパワースポット!「毘沙門天 善國寺」のご利益やお参りの仕方を解説
神楽坂のパワースポット「毘沙門天 善國寺」は、仏教の四天王の一人に数えられる毘沙門天をまつる寺院です。
参拝すれば、開運厄除などのご利益にあやかれるだけでなく、境内にはさまざまな魅力があります。
朱色の門が訪れた人を出迎え、神楽坂を象徴するスポットの一つとして知られる寺院の魅力を王子さんぽとともにみていきましょう。
神楽坂観光で外せない!「毘沙門天 善國寺」を参拝
神楽坂のメインストリート「神楽坂通り」を歩いていると、提灯と屋根瓦が特徴的な門が見えてきます。
多くの飲食店や建築物が立ち並ぶ神楽坂の中でもひときわ目立つその場所こそ「毘沙門天 善國寺」です。
人気お出かけスポットの神楽坂の中心にある寺院は、日中は参拝客が途切れずに訪れるほどパワースポットとしても人気です。
「毘沙門天 善國寺」は、開運、勝運、商売繁盛、厄除けなど、さまざまなご利益にあやかれる毘沙門天が祭神です。
仏教四天王、七福神の一人に数えられ、進行することで10の福を得られるというご利益満載な神様をまつる本堂は、忘れずに参拝しましょう。
1792年に、日本橋馬喰町から神楽坂に移転して以来、町民、住民だけでなく、国内外の観光客が訪れるスポットに注目です。
また、「毘沙門天 善國寺」や神楽坂では、国民的人気を誇るグループ、嵐のドラマが撮影される機会が多く、ファンの聖地重霊スポットにもなっています。
「毘沙門天 善國寺」の年中行事
「毘沙門天 善國寺」は、パワースポットとして参拝するだけでなく、年間を通してさまざまな行事が開催されています。
2月3日に毎年開催される「節分豆まき式」や、お釈迦様の誕生日に、柄杓で甘茶をかけてお参りをする「花まつり」、ご利益のあるパワースポットを回る「七福神巡り」など、年間を通してさまざまな行事を楽しみましょう。
また、毎年開催される「神楽坂まつり」の際は、普段以上に「毘沙門天 善國寺」周辺が賑わうので、ぜひ足を運んでみてください。
「毘沙門天 善國寺」境内の見どころを紹介
「毘沙門天 善國寺」の毘沙門堂隣にあるのが「浄行菩薩」です。この菩薩像には水が垢や穢れを清めるように、煩悩の汚泥を取り除き、心身を清めてくれるご利益があります。
また、洗浄菩薩の隣には五穀豊穣や商売繁盛のご利益がある「出世稲荷」にも注目です。毘沙門天をまつる毘沙門堂以外にも境内には、さまざまなパワースポットがあるので、ぜひ参拝してみてください。
「毘沙門天 善國寺」に足を運んだなら、運試しにおみくじも楽しみたいところです。
境内に結ばれているたくさんのおみくじからも、「毘沙門天 善國寺」に多くの参拝客が訪れていることを感じられます。
「毘沙門天 善國寺」周辺のパワースポットを紹介
「毘沙門天 善國寺」のある神楽坂エリアには、他にもたくさんのパワースポットがあります。
都内でも有数の参拝客が訪れる恋愛の神社から、近代的な建築が目を引くおしゃれなパワースポットまで、神楽坂エリアの神社仏閣を巡ってみてはいかがでしょうか。
隈研吾設計の社殿がおしゃれ!「赤城神社」
「毘沙門天 善國寺」から徒歩3分、神楽坂通りの脇道を進んだ先にあるのが「赤城神社」です。
古くから牛込の総鎮守として親しまれてきた神社では、「磐筒雄命」 ( いわつつおのみこと )、「赤城姫命」(あかぎひめのみこと)がまつられています。気になる神社のご利益は、殖産興業、学問芸術、厄除けなどです。
また、赤城神社は、再生プロジェクトによって、境内のさまざまな建築が復興。特に、新国立競技場の設計を手掛けたという隈研吾氏が設計したモダンな中に、伝統を感じられる社殿は、参拝客の目を引きます。
恋愛のパワースポットならここ「東京大神宮」
「毘沙門天 善國寺」から徒歩10分、神楽坂エリアでも多くの方が訪れるパワースポットが「東京大神宮」です。
東京のお伊勢様とも呼ばれる神社は、現在縁結びのご利益や、的確な内容の「恋みくじ」などで話題沸騰中です。ちなみに王子さんぽが足を運んだ際は、平日、休日問わず女性参拝客の多さが目立ちました。
境内には五穀豊穣や商売繁盛のご利益がある「飯富稲荷神社」のような、穴場スポットもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
毘沙門天 善國寺は神楽坂で欠かせないパワースポットの一つ!
「毘沙門天 善國寺」は、神楽坂観光で欠かせないスポットの一つです。街の中心にあるランドマークには、平日、休日を問わず多くの方が訪れます。
古くから神楽坂の町並みを見守り続けてきた、由緒正しい神様を参拝して、ご利益にあやかってみてはいかがでしょうか。
参拝後に一休みをしたくなった方や食事を楽しみたい方には、こんなスポットもおすすめです。
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