「雑司ヶ谷鬼子母神堂」のご利益は安産祈願!パワースポットの見どころ・魅力を解説

鬼子母神 東京の神社・お寺

「雑司ヶ谷鬼子母神堂」は、鬼子母神とも呼ばれる安産祈願のご利益があるパワースポットです。室町時代に作られたという鬼子母神尊がまつられる本堂には、連日多くの人が参拝に訪れています。

都心の喧騒を離れて、ゆっくりと雑司ヶ谷・池袋エリアのさんぽをしたい方にもおすすめのお寺です。

今回は、そんな「雑司ヶ谷鬼子母神堂」のご利益から境内の見どころまで、何度も足を運んでいる私目線で解説します。

スポンサーリンク

安産祈願で有名!雑司ヶ谷鬼子母神堂の由来と歴史

雑司ヶ谷鬼子母神堂の境内

「雑司ヶ谷鬼子母神堂」でまつられている鬼子母神が掘り出されたのは、1561年の室町時代にまで遡ります。

その後、「稲荷の森」と呼ばれる土地に、村人がお堂を建てたものは現在の「雑司ヶ谷鬼子母神堂」です。その後、江戸時代になると数々の文化人たちが集い、子育てや安産祈願のご利益がある鬼子母神信仰と合わせて、雑司ヶ谷文化が発展していきます。

当時の雑司ヶ谷文化はピークを既に迎えているのもの、現在も近くの商店街では名物の「薮そば」をはじめ、その名残を感じられるのが魅力です。

また、今でこそ子育て、安産祈願のご利益がある神様とされる鬼子母神ですが、もともとは子供をさらっては食べる夜叉神の娘だったといわれています。

そんな鬼子母神ですが、あるとき自分の子供の行方がわからなくなり途方にくれます。そのとき、初めて子供をさらっていたことの過ちに気づき、改心したことで、現在のように多くの人から信仰される神様になっています。

最寄り駅から雑司ヶ谷鬼子母神堂までのアクセス情報

「雑司ヶ谷鬼子母神堂」は、JR池袋駅、都電荒川線の雑司ヶ谷駅が最寄りです。都市部から徒歩圏内にもかかわらず、自然に恵まれた環境の中で、落ち着いた時間を過ごせます。

境内に駐車場はないため、公共交通機関を使用してアクセスするのが良いでしょう。

  • JR池袋駅東口から徒歩15分
  • JR目白駅から徒歩15分
  • 東京メトロ 副都心線 雑司が谷駅から徒歩5分
  • 都電荒川線 鬼子母神前駅から徒歩3分

雑司ヶ谷鬼子母神堂の詳細情報

  • 【住所】東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
  • 【電話番号】03-3982-8347
  • 【定休日】年中無休

雑司ヶ谷鬼子母神堂の公式ページはこちら

雑司ヶ谷のパワースポット!「雑司ヶ谷鬼子母神堂」の見どころやご利益を解説

雑司ヶ谷鬼子母神堂の像

「雑司ヶ谷鬼子母神堂」は、安産祈願をはじめ、さまざまなご利益があるパワースポットです。境内に駄菓子屋や団子屋さんがあり、どこか懐かしさを感じさせるのは、このお寺ならでは。

「境内にはどんな見どころがあるの?」、「お参りするときはどのようにすればいいのは?」と言った疑問を王子さんぽ目線で解説していきます。

雑司ヶ谷鬼子母神堂のご利益は?まずは本堂を参拝

池袋駅東口から徒歩15分、雑司ヶ谷方面に向かって歩いていくと見えるのが「雑司ヶ谷鬼子母神堂」です。広い境内のお寺は自然に囲まれていて、近くまでたどり着ければ、比較的迷わずに見つけられます。

私が足を運んだのは、1月の年始だったこともあり、境内には初詣に訪れる参拝者の姿が目立ちました。

境内には「武芳稲荷堂」や、天然記念物の大イチョウなど、見どころが多いですが、まずは、安産祈願のご利益で知られる鬼子母神が安置された本堂を参拝しましょう。

鬼子母神の本堂

境内の奥にそびえる「鬼子母神堂」。お寺なのか、神社なのか、参拝するとき迷う方がいるかと思われますが、鬼子母神堂は「法明寺の境外仏堂」です。

ちなみに法明寺は、鬼子母神堂から徒歩3分ほどの場所にあるため、気になる方は合わせて参拝しましょう。

本尊の鬼子母神のご利益は子育て、安産祈願だけでなく、病気平穏、健康など多岐にわたります。「鬼子母神堂」そのものも、東京都有形文化財、国指定重要文化財に選ばれるほどの貴重な建築です。

積み重ねられた歴史を感じながら、まずは、本尊にお参りをしましょう。

雑司ヶ谷鬼子母神堂の境内にあるお店を紹介

大黒天

大黒堂

雑司ヶ谷鬼子母神の境内にある「大黒堂」では、毎週日曜日と縁日に名物の「おせんだんご」を購入できます。ちなみに、この団子は鬼子母神の安産や子育てのご利益にちなんで、一般的に一串4個のところ、一串に5個なのが特徴です。

「大黒堂」の中には、縁結びや五穀豊穣のご利益がある大黒様がまつられているので、団子を購入する前後にお参りするのがおすすめです。

雑司ヶ谷鬼子母神の上川口屋

上川口屋

「雑司ヶ谷鬼子母神」の境内にある「上川口屋」は、1781年創業の老舗駄菓子店です。ノスタルジックな駄菓子屋さんは、現在も営業しているため、懐かしい駄菓子を購入できます。

お店の商品が低めの位置に並んでいる理由は、大名行列があった時代の名残です。大名よりも頭の位置を高くすることなく、買い物ができるような工夫だそう。現代では子供が商品を見やすい高さになっています。

「上川口屋」で、池袋や雑司ヶ谷をさんぽするときのおやつを購入するのもおすすめの楽しみ方です。

稲荷神社に大イチョウ!雑司ヶ谷鬼子母神堂の見どころを解説

武芳稲荷堂の鳥居

「雑司ヶ谷鬼子母神」の境内には、本堂やお店の他にも、見どころや、パワースポットがあります。

その一つが参道の脇にある「武芳稲荷堂(たけよしいなりどう)」です。奥にある社殿までズラッと連なる鳥居は、境内の中でも神聖な雰囲気を感じられます。

私が参拝した日は、本堂だけでなく稲荷堂にも、多くの参拝者が足を運んでいました。

武吉稲荷堂の本堂

「武芳稲荷堂」にまつられているのは、倉稲魂命(うかのみたま)と呼ばれる神様です。五穀豊穣や食物関連のご利益があるこちらの神社は、この地が「稲荷の森」と呼ばれていたころの名残を感じさせます。

大イチョウ

境内の木々の中でもひときわ目立つ「大公孫樹(大イチョウ)」は、樹齢700年を超えるご神木です。高さ約33mの大木は、てっぺんまでカメラに収めようとしても、画角に入り切らないほどの大きさでした。

東京都の天然記念物にも指定されている大木も、本堂と並んで見ておきたい境内の見どころです。

ちなみに、都電荒川線の鬼子母神前駅から境内までの参道にはイ、チョウ並木があります。参道のイチョウ並木も東京都指定の天然記念物なので、「雑司ヶ谷鬼子母神」参拝の前後に合わせて足を運んでみてください。

雑司ヶ谷鬼子母神周辺の飲食店を紹介!

「雑司ヶ谷鬼子母神」周辺には、ランチ、ディナーで立ち寄りたい飲食店がたくさんあります。パワースポットを参拝した帰りに腹ごしらえをするのにぴったりな、地元で人気のカフェ、洋食店をご紹介します。

池袋ハンバーグ四天王の一角!「ウチョウテン」

ウチョウテンのハンバーグ

「ウチョウテン」は、「雑司ヶ谷鬼子母神」から徒歩15分ほどの人気洋食店です。池袋ハンバーグ四天王の一角としても知られる名店は、行列ができるほどの人気を誇ります。

そんな私が雑司ヶ谷さんぽの際に、いつも注文するのが「ハンバーグ」です。自家製ソースと、本当にコクと旨味が豊かなハンバーグがよく合うんです。

街の洋食屋さん!という表現がぴったりな親しみやすいお店の雰囲気もおすすめの理由です。

ウチョウテンの公式ページはこちら

404 NOT FOUND | 王子さんぽ
さんぽから好きになる!グルメ・お出かけメディア

おしゃれな老舗カフェで一息!「カフェポーズ」

「雑司ヶ谷鬼子母神」と同じく、都市の喧騒から離れて、ゆったりした時間を過ごしたい方にぴったりなのが「カフェポーズ」です。

日替わりのスイーツに、種類豊富なドリンク、おしゃれな店内が訪れた人を出迎えてくれます。窓際にカウンター席があるため、一人でお店を訪れても、くつろぎやすいのも王子さんぽ的なおすすめポイントです。

カフェポーズの詳細はこちら

雑司ヶ谷でご利益さんぽ!パワースポット「雑司ヶ谷鬼子母神」を参拝

「雑司ヶ谷鬼子母神」は、年間を通して多くの参拝客が訪れる雑司ヶ谷のパワースポットです。健康、子育て、安産祈願などさまざまなご利益があるだけでなく、境内には見どころが満載。

駄菓子屋さんや団子屋さんなど、どこかレトロな雰囲気を感じられるのも魅力の一つです。雑司ヶ谷の街並みと合わせて、ノスタルジーなご利益さんぽを楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました