【諏訪】高島城の見どころや歴史を解説!四季折々の景色に観光スポットとしての魅力を解説?

高島城の天守閣 お出かけスポット

長野県諏訪市にある高島城は、別名、諏訪の浮城とも呼ばれる水城です。築城当時は、諏訪湖の水が城際まで迫り、攻めにくいことから難攻不落の城ともいわれていました。

諏訪市内を一望できる天守閣からの眺め、城下に広がる高島公園の桜や藤など、見どころ満載の観光スポットの魅力を王子さんぽ目線でお伝えします。

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難攻不落の浮城!高島城の歴史や由緒を紹介

高島城の外観

高島城は、1598年に豊臣秀吉の家臣、日根野織部正高吉によって造られたという歴史ある城です。

現代でこそお堀の水が石垣より下の位置にありますが、当時は諏訪湖の上に浮かんでいるように見える水城でした。当時の水城だった時代には松江城、膳所城と並び、日本三大湖城にも数えられています。

そんな高島城ですが、1871年の廃藩置県で一帯が高島県となったときは、県庁舎として利用。その後1875年には石垣と堀を残して大部分の建築は破棄、移築となり1876年には高島公園として一般開放されています。

現在、高島公園にある高島城の天守閣は1970年に復元されたものです。2017年には続日本100名城にも選定された高島城は、諏訪市を訪れたら一度は足を運びたい観光スポットといえます。

高島城のアクセス・行き方を解説

高島城は、JR上諏訪駅から徒歩10分ほどの場所にあるお城です。城の麓には自然豊かな高島公園もあるため、立派な城壁や天守とともに楽しめます。

駅から高島城までの道中には味噌蔵やそば店など、歴史ある上諏訪の街らしいお店もたくさんあるため、気になる方は立ち寄ってみてください。

また、高島城には普通車14台を停車できる駐車場があるので、車で訪れた方はそちらを利用しましょう。

  • JR上諏訪駅から徒歩10分
  • 中央自動車道諏訪インターから車で15分

高島城の詳細情報

【住所】長野県諏訪市高島1-20-1
【電話番号】0266-53-1173
【天守閣開放時間】9:00~17:30(10月1日~3月31日は16:30)
【定休日】12月26日~12月31日、11月の第2木曜日
【天守入場料】大人310円、子供150円

高島城の詳細情報はこちらから

歴史ロマンあふれる高島城!その見どころを解説

高島城の入り口

高島城は、温泉地としても人気の上諏訪エリアにある歴史あるお城です。駅から徒歩圏内で城下には緑豊かな公園も広がるため、城や歴史に興味がない方でも足を運びやすくなっています。

実際、歴史は好きですが、高島城の知識は何もない状態で訪ねた私も十分に楽しむことができました。歴史的な建築、景色など見どころが満載の高島城の魅力を王子さんぽとともにみていきましょう。

【高島城・見どころ1】「歴史を感じさせる建築」

高島城まで掛かる橋

諏訪市内を歩き高島城にたどり着いたとき、訪れた人を出迎えてくれるのが「太鼓橋」です。橋の中程からは、水城として知られていた時代では目にかかれなかった石垣や、高くそびえる天守閣を眺められます。

橋の奥にある門の間から見えそうで見えない色が、観光や旅のワクワクを感じさせてくれます。

高島城の門

高島城の見どころの一つが天守、櫓と合わせて復興された「冠木門」です。基本的に冠木門は屋根のない門のことをいいますが、高島城の場合、楼門、もしくは高麗門と呼ばれる屋根付きの門になっています。

寒い季節になると門の周辺に雪が降り積もり、普段以上に風情ある景色を楽しめる建築です。

高島城の天守閣

高島城一番の見どころといえる「天守閣」は、1970年に再建されたものです。

現在館内を鑑賞できる天守閣は、1Fが諏訪の郷土の品を鑑賞できる展示室、2Fが高島城の歴史を記した資料室、3Fが展望コーナーになっています。

外から「続日本100名城認定」の迫力ある姿を眺めているだけでも十分に楽しめますよ。

高島城の銃を出す穴

高島城の天守や櫓は再建されたものですが、石垣や堀は当時のままの姿を残しています。また、よく着ると冠木門には、「武者溜まり」と呼ばれる武士が敵を迎え撃つためのスペースもしっかり確保されています。

高島城を訪れたときは、所々に残る水城としての名残を感じながら、場内を散策してみてください。

【高島城・見どころ2】「天守からの諏訪市を一望する景色」

高島城天守への入り口

高島城の大きな見どころの一つが、天守閣3Fの展望コーナーから眺める諏訪市の景色です。天守閣の高さは地上18.5mほどなので、周辺を一望できます。

ちなみに展示コーナー含む天守閣に入城するには大人310円、子供150円の料金がかかります。

高島城天守閣からの景色

天守閣の展望コーナーからは、上諏訪エリアのシンボルともいえる諏訪湖が見えます。晴れている日には富士山まで見える雄大な景色は、いつまでも眺めていたくなるほどの美しさです。

【高島城・見どころ3】「高島城公園 四季折々の景色」

高島城公園の景色

高島城の城下に広がる「高島公園」は、花見や紅葉シーズンになると多くの人が訪れる景勝地です。公園内は約15分ほどで一周できる程よい広さなので、観光で訪れるのにもぴったりといえます。

高島城公園の桜

春の高島城の見どころは約90本植えられている桜の木が魅せる美しい景色です。公園内が鮮やかなピンク色に染まる景色は、観光客に春の訪れを感じさせます。

また、公園では5月に「高島城祭」も行われるため、にぎやかな時期に訪れたい方は4月・5月がおすすめです。

高島城の藤

私が足を運んだ時期は旬のシーズンを過ぎていましたが、5月中旬ごろには樹齢130年を超える藤の木に鮮やかな花が咲き誇ります。

人気漫画の鬼滅の刃でも話題になった藤の花。初夏を感じさせる鮮やかな花はずっと眺めていたくなる美しさです。

【高島城・見どころ4】「城の裏手には諏訪護国神社」

高島城にある護国神社

高島城を訪れたとき、忘れずに参拝してほしいのが「諏訪護国神社」です。1900年創建の歴史ある神社は、戦士された方や国家公共に尽くした方をまつっています。

諏訪護国神社の本殿

荘厳な雰囲気の神社は時間を問わず参拝自由。城と同じく歴史を感じさせる社殿や神楽殿は、「諏訪護国神社」の見どころの一つです。神社のそばにはベンチもあるので、高島城を散策していて疲れた時の休憩スポットにしましょう。

高島城すぐそばのグルメスポットを紹介!

そばごころ 小坂の入り口

歴史情緒あふれる高島城を散策する前後に、腹ごしらえをしたいと考える方は多いはずです。そこで上諏訪エリアの中でも王子さんぽがイチオシする飲食店をみていきましょう。

そば処といわれる信州らしいおそばを堪能できますよ!

【高島城・グルメ】行列ができる人気店「そばごころ 小坂」

そばごころ 小坂の八ヶ岳そば

高島城から徒歩7分、上諏訪駅のすぐそばにある人気のそば店が「そばごころ 小坂」です。ランチ・ディナーのピークタイムには行列ができるほどの人気を誇り、地元の方から観光客にまで親しまれています。

そんな「そばごころ 小坂」で味わえるのは八ヶ岳そば、田舎そば、十割そばという3種類の異なるそばです。それぞれ製法や粉の配合が異なるため、喉越しや香りに違いや特徴があります。

ちなみに、私が食べた八ヶ岳そばは、程よいコシと喉越しの良さを兼ね備えていました。そば粉の含有率が高くなるほどに香りが豊かになり、食感も変わってくるため、何度も通って違いを楽しむのも良いでしょう。

そばごころ 小坂の天ぷら

「そばごころ 小坂」では、「天ぷらの盛り合わせ」をはじめボリューミーなサイドメニューも充実。観光や高島城散策で空かせたお腹をガッツリ満たしてくれます。

そばごころ 小坂の詳細情報はこちらから

高島城の見どころを解説!上諏訪観光のメインスポットに

高島城は上諏訪観光のメインスポットの一つにしたい見どころの多い観光スポットです。

かつては難攻不落の城として攻めてくる敵を拒んでいた高島城ですが、現代では城下に公園も広がるスポットとして、多くの人から親しまれています。

駅からもアクセスしやすいため、ぜひ諏訪市・上諏訪エリアを観光の際は高島城に足を運んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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