「時代遅れの洋食屋 おきな堂」は、長野県の松本にあるレトロで落ち着いた雰囲気の洋食店です。
時代遅れという印象的な店名は、洋食本来の味を昭和８年の創業から届け続けてきたおきな堂の魅力や歴史を表しています。
自家製プリンや、特製ハヤシライスなど、喫茶店として営業していた名残を感じさせる人気メニューや絶品洋食を堪能できることから、連日賑わいを見せている松本市内の人気店です。
今回は、そんな「時代遅れの洋食屋 おきな堂」の魅力を王子さんぽ目線で解説します！
松本の老舗で一休み！「時代遅れの洋食屋 おきな堂」はどんな店？
「時代遅れの洋食屋 おきな堂」は、松本でお菓子店として営業していた「翁堂」から昭和8年に「翁堂喫茶部」として独立したのをルーツとする洋食レストランです。樹齢200年の木を通し柱とする店舗建築は、現在にもその姿を残しています。
そんなこのお店が、洋食を提供するようになったのは、2代目に代替わりした昭和32年頃から。店名も「おきな堂」改め、現在の名物であるカレーライスやハヤシライス、ポークソテーといった洋食メニューが充実するようになりました。
平成に入ってからは本場のシェフ直伝のイタリアンメニューも導入。「時代遅れの洋食屋 おきな堂」という名前どおりの老舗の味、良い意味で店名にそぐわない新たなメニューの数々を堪能できます。
ジャズやクラシックが流れる店内、女鳥羽川沿いの豊かな景色など、レトロで温かみのある雰囲気も魅力的な洋食店です。
時代遅れの洋食屋 おきな堂のアクセス情報
「時代遅れの洋食屋 おきな堂」は、松本駅から徒歩15分と駅から少し離れた場所にある洋食レストランです。お店があるのは景観豊かな女鳥羽川沿い。店内2階の窓からは四柱神社や、松本で人気の観光スポット「松本城」のお堀も眺められます。
お土産店や飲食店の立ち並ぶ通りに、昔ながらのレトロな外観が見えたらおきな堂です。ちなみに、「時代遅れの洋食屋 おきな堂」に専用駐車場はないので、車の方はお店から近い有料駐車場を利用しましょう。
時代遅れの洋食屋 おきな堂の詳細情報
【住所】長野県松本市中央2丁目4-10
【電話番号】0263-32-0975
【定休日】第2・第4水曜日
【予算】昼1,000～1,999円 夜2,000～2,999円
人気メニューに舌鼓！「時代遅れの洋食屋 おきな堂」の魅力を解説
「時代遅れの洋食屋 おきな堂」は、レトロな空間と自慢の洋食メニューが大人気のお店です。店内での飲食はもちろん、お店の味をそのまま食べられるテイクアウトも人気を博しています。
駅から少し離れた場所にある穴場感、昭和の時代を感じさせるインテリアやBGM。どこか懐かしさを感じさせる喫茶店のようなお店が好きな方には、ぜひ足を運んでほしいお店です。
そんな松本の「時代遅れの洋食屋 おきな堂」の魅力を王子さんぽ目線でお伝えまします。
流行りに乗らない良さがある！「時代遅れの洋食屋 おきな堂」の雰囲気は？
松本駅から歩くこと15分、期待に胸を膨らませながら歩いていると見えてくるのが、食品サンプルが店頭に並ぶ、喫茶店のような外観の「時代遅れの洋食屋 おきな堂」です。
お店の扉をガラガラとあけると、1Fには格子状のタイルの床、座り心地の良さそうなソファー席が並んだ空間が広がります。机の上のランプ、卓上の調味料入れまで、レトロな雰囲気を感じられる店内は、初来店でも、どこか落ち着きを感じられるのが魅力です。
案内されたのは1Fではなく、見晴らしの良い2F席。1Fとは異なりテーブル席が並ぶ2Fは、既に多くの方が食事を楽しんでいました。
既に注文をしている方のテーブルにある料理に目を奪われながら店内を見渡すと、年代物のオーディオや、用途はわからないけどれお店のレトロな雰囲気にぴったりな機器など、気になるものが目白押し。
窓側の席からは、観光客が行き交う道路、せせらぎが心地よい女鳥羽川の情景も眺められます。
【松本・おきな堂】カレーとハヤシを一度に堪能「ハーフ＆ハーフ」
おきな堂の「ハーフ＆ハーフ」は、ハヤシライスとカレーライス、2つの名物を一度に楽しめる一皿です。
見た目からもじっくり煮込まれていたんだなと想像できるくらいに、まろやかで濃度の高いソース＆ルーはご飯との相性抜群。付け合せについているフルーツは口直しにぴったりです。
まずは、素材をじっくり煮込むことで旨味を引き出した特製ハヤシソースをパクリ。濃厚なハヤシソースは、一口ごとに野菜の甘味や深み、お肉のコクが広がります。
ご飯と合わせて食べるのはもちろん、ハヤシソースを単体で食べても、ほっぺたが落ちそうになるくらいの美味しさです。
具材たっぷりのカレーライスは、程よい辛味で大人から子供まで楽しめる美味しさです。
食材の甘さや酸味、コク、まろやかさなど、複雑な旨味が絡み合った味はまさに絶品。おきな堂の歴史が詰まったカレー＆ハヤシはご飯をおかわりしたくなるほどの美味しさです。
【松本・おきな堂】3つの料理がワンプレートに「ボルガライス」
「ボルガライス」は、特製のハヤシ、伝統のオムライス、香ばしいチキンカツ、3種の料理を楽しめる贅沢なプレートです。真上からパシャリと写真を撮ってみると、バランス、配色のよい盛り付けも楽しめます。
絶妙な焼き加減の卵で包まれたオムライスは、おきな堂伝統の味を楽しめます。まろやかなオムライスは、そのまま食べても美味しいですが、ハヤシソースを付けて食べるのもおすすめ！
また、お皿の奥に載せられたチキンカツは、程よく下味がついてるため、そのまま食べてもOK。お好みでハヤシソースを絡めていただきましょう。
【松本・おきな堂】ドリンク＆デザートメニューにも注目
喫茶店としての顔も持つ「時代遅れの洋食屋 おきな堂」は、ドリンク＆デザートメニューも豊富です。私が足を運んだときに注文したのは「地元産りんごジュース」。
りんごの名産地として知られる信州のりんご100％のドリンクは、爽やかな甘味と酸味で、注文した方の喉を潤してくれます。ジュース好きな私からもイチオシの一品です。
私が足を運んだとき「時代遅れの洋食屋 おきな堂」では、メルマガ登録につき、ミニプリンの無料提供をしていました。
登録して運ばれてきた「自家製プリン」は、卵のコク、カラメルソースのほどよい苦味が絶妙な仕上がり。松本でスイーツを食べたい方にも「時代遅れの洋食屋 おきな堂」は、おすすめのお店です。
松本の人気店「時代遅れの洋食屋 おきな堂」で日本の洋食を堪能
「時代遅れの洋食屋 おきな堂」は、松本で日本独自の文化である洋食を伝え続ける人気店です。創業から人気の洋食メニューに加え、ドリンク、デザートまで揃っているので、幅広いシーンで利用できます。
人気スポットの「松本城」もすぐそばにあるので、観光やお出かけのランチ、ディナーで、ぜひ足を運んでみてください。
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