日暮里駅周辺を散策する前にお店をリサーチしていると目に入ったパン屋さんが「ひぐらしベーカリー」です。
「ひぐらしガーデン」というベーカリーと書店が併設された小さな商業施設内にあるパン屋さんは、名前からしてアットホーム。メニューに並ぶさまざまな種類のパン、中庭をながらのカフェタイムまで、テイクアウトだけではない、さまざまな楽しみ方ができて地元の方からも評判です。
そんな「ひぐらしベーカリー」に王子さんぽが行ってみました。個性的なパンから雰囲気、お隣の本屋さん情報まで、私が感じたお店の魅力をそのままお届けします!
日暮里で人気!「ひぐらしベーカリー」はどんなお店?
「ひぐらしベーカーリー」は、下町情緒あふれる日暮里にある「ひぐらしガーデン」内にあるベーカリーカフェです。
マンションが立ち並ぶ街中に突如現れる三角屋根の小屋のようなパン屋さんは、元々フェルト生地工場だったそう。
地域との繋がりを大切にしてきたオーナーが、フェルト生地の製造をやめるとき、「なんとか新しいことができないか」と考え抜いた末にたどり着いた結論がパン屋さん&本屋さんだったという創業エピソードはなんだかほっこりします。
外観、内装ともにおしゃれなのだけど、親しみやすさもある。店内のテラス席でカフェタイムを過ごしたり、テイクアウトでお店自慢のパンを楽しんだり、色々な楽しみ方ができるのが「ひぐらしベーカリー」の魅力です。
地元の方からお出かけで訪れた方まで、幅広い世代の方に一度は足を運んでほしい。日暮里の「ひぐらしベーカリー」は、そんなパン屋さんです。
ひぐらしベーカリーのアクセス情報
「ひぐらしベーカリー」は、「カフェ&レストラン 談話室 ニュートーキョー」のような、どこか懐かしさを感じさせるお店も多い、日暮里エリアのパン屋さんです。
JR「日暮里駅」東口から徒歩7分、JR常磐線「三河島駅」との中間あたりにお店は位置しています。繊維の街として知られる東口の通りを抜けて、マンションが立ち並ぶエリアにひょっこり現れる三角屋根。
駅から少し歩いても通いたくなるようなオリジナリティのあるパン、開放感ある空間が素敵なパン屋さんです。
お店には、自転車を利用している地元の常連さんも多く、駐輪スペースも完備されています。公共交通機関、自転車、自分にあった交通手段を使って、「ひぐらしベーカリー」を訪ねましょう。
ひぐらしベーカリーの詳細情報
- 【住所】東京都荒川区西日暮里2-6-7 ひぐらしガーデン 1F
- 【電話番号】03-6806-5551
- 【定休日】月曜日
- 【予算】999~1999円
日暮里でパンを堪能!「ひぐらしベーカリー」の魅力を解説
日暮里でバラエティ豊かな手作りパンに出会える「ひぐらしベーカリー」。テイクアウトから店内のカフェタイムまで、時間帯を問わず多くの方が訪れている人気店です。
おしゃれなのに街並みの中にそっと溶け込むような雰囲気が素敵な「ひぐらしベーカリー」。併設されている書店や、「ひぐらしガーデン」全体の魅力と合わせて、王子さんぽ目線のお店紹介をしていきます。
【日暮里・ひぐらしベーカリー】ベーカリーの魅力や雰囲気を解説
JR日暮里駅東口を降りて徒歩7分、普段買い物に行く谷中銀座あるのとは反対口を歩きながらたどり着いたのが、ロッジのような外観が特徴的な「ひぐらしガーデン」です。
普段とは違う道を歩き不安になっていた私ですが、温かみを感じられるお店が目の前に現れたので一安心です。
「ひぐらしガーデン」は、店内でパンやドリンクを楽しめるベーカリーカフェと、本の並べ方にもこだわりを感じられる本屋さん。2つからなる街の商業施設です。
平日ランチ前の時間でしたが、お店の中は既に大盛況でした。
「ひぐらしガーデン」と書かれた看板が訪れた人を出迎えてくれます。店頭には期間限定のドリンクや、パンがイラストとともに黒板に書かれているので入店前に確認しておきましょう。
夏のお昼でしたが、店内は中庭すぐそばの席を含め、基本的に日陰だったので、快適に過ごせますよ。
木製の家具にシックな壁、シンプルなデザインながら洗練された印象の店内は、おしゃれな気分でカフェタイムを楽しみたいときにぴったり。
私が来店したときは、お一人様も多かったので、中庭の景色を眺めながら、仕事をしたり、ゆっくり食事を楽しみたい方にもおすすめです。
ちなみに、カフェコーナーは、パン売り場に併設しているので、購入時にカフェの利用を伝えると、すぐに案内してもらえます。
「ひぐらしベーカリー」は、テイクアウトメニューも充実。
パンだけでなく、お店こだわりのコーヒーや特製ドリンク、寒い日には暖かなスープまでお持ち帰りできるので、お家でゆっくり食事を楽しみたい方にもおすすめのお店です。
【日暮里・ひぐらしベーカリー】お隣にある「パン屋の本屋」にも注目
「ひぐらしベーカリー」の魅力は、パン屋さんだけでなく「パン屋の本屋」というほっこりする名前の本屋さんが併設している点です。
本屋さんの目印になる看板が食パンの形をしているのが、王子さんぽ的な推しポイント。周りを見ていると、本屋さんで購入した本を読みながら、カフェタイムを過ごしている方もちらほらみられました。
入り口が大きく開いている開き戸は、「いつでも入ってきてね」といってくれている気分になれます。
パンは作家やあいうえお順で並んでいるのではなく、「料理の本」、「パンの本」といったジャンル別に並んでいるので、普段は見逃してしまうけれど、実は自分が興味を持てるような本に出会えるのが魅力です。
【日暮里・ひぐらしベーカリー】「ハーブとベーコンポテトのタルティーヌ」
「ハーブとベーコンポテトのタルティーヌ」は、スライスしたパンの上に具材を載せたフランス風オープンサンドのような一品です。
「塗る」という意味で使われる「タルティネ(tartiner)」を語源としたパンは、見た目はシンプルながら、食べるほどの食材の旨味が広がります。
香ばしいフランスパンの上に載せられたベーコン&ポテトは相性抜群。チーズもたっぷりで満足感があります。
【日暮里・ひぐらしベーカリー】「ちくわパン」
少し写真がぶれてしまいましたが、写真は「ちくわパン」です。ふんわりとしたパンの中に、魚の優しい旨味を感じられるちくわが入ったパンは、普段ではなかなか見ない組み合わせ。
食べてみると思っていた以上に、ちくわの存在感があり、パンの具材としても、主役級の輝きを感じました!
【日暮里・ひぐらしベーカリー】「ピリ辛ウインナー」
「ひぐらしベーカリー」では、ピリ辛と通常、2つのウインナーパンが揃います。夏場に辛いものが食べたくなっていた私は迷わずピリ辛を選択。
テイクアウトして一口食べると、絶妙な加減のチョリソーが食欲をグッと引き出してくれました。ピリより辛の方が際立つタイプのピリ辛なので、辛いもの好きな方はぜひ。
【日暮里・ひぐらしベーカリー】「チーズカレーパン」
俵型の見た目が可愛い「チーズカレーパン」は、王子さんぽ一押しの一品です。こんがりと揚げられたパンの中には、カレーだけでなくとろーりチーズもたっぷり。
チーズのコクが香り高いカレーの美味しさをさらに引き出しています。見た目以上に食べごたえがあるので、お腹一杯パンを食べたいときにぴったりなお食事パンです。
【日暮里・ひぐらしベーカリー】「カエルパン」
「ひぐらしベーカリー」では、期間限定のユニークなパンが販売されています。一つひとつ表情が異なるユニークな見た目を楽しめる「カエルパン」は、梅雨限定発売です。
緑色の特徴的な生地は抹茶が練り込まれていて香りがGOOD!中にはぎっしりこしあんが詰まっていて、見て、食べて満足できるのが嬉しいパンでした。
お店で買った時はイケメンだったのに、お家についたら少しふてぶてしいフェイスになっていたのが悔やまれる…。
【日暮里・ひぐらしベーカリー】「クロワッサン」
「クロワッサン」は、シンプルながら生地の美味しさを楽しめる定番メニューの一つ。表面に艶があり、噛むたびにサクッと心地よい音がする「クロワッサン」は、見た目、味、食感の三拍子が揃っています。
大人から子供まで、一度は購入してほしいパンの一つです。
【日暮里・ひぐらしベーカリー】「日暮里あんぱん(こしあん)」
日暮里の住宅街にある「ひぐらしベーカリー」。地域の名前を冠するお店でも人気の「日暮里あんぱん」は、こしあんとつぶあんの2種類を用意。
ちいさな頃から何故かこしあん派の私は迷わず、こしあんをオーダー。日暮里観光の一休みに店内で食べることにしました。
芳醇な香りのパンの中には、程よい甘さのこしあんがぎっしり!パンのてっぺんにかけられたごまの香ばしさもアクセントになっています。
スイーツ系のパンが好きな方は、ぜひ「ひぐらしベーカリー」オリジナルのあんぱんを注文してみてください。
【日暮里・ひぐらしベーカリー】「ピーチヨーグルトフラッペ」
「ひぐらしベーカリー」のベーカリーカフェでは、パンの他にオリジナルのドリンクも注文できます。
暑い外を歩いてきた私が、思わずおすすめの文字に誘われて注文したのが「ピーチヨーグルトフラッペ」。
ももとヨーグルトの組み合わせって、「なんでこんなに幸福感があるのだろう」などと考えていたらあっという間に飲み終わってしまう美味しさでした。
まろやかなのにさっぱり。テイクアウトもできるフラッペは、パンと合わせて頼むのもおすすめです。
パン&本!2つの楽しみがある日暮里「ひぐらしベーカリー」
「家族だんらんをつくるパン」をコンセプトにした、どこか暖かく優しいパンが並ぶ「ひぐらしベーカリー」。日暮里の方からも親しまれている人気のパン屋さんです。
ベーカリーに隣接している本屋さんも、どんな世代の方でも入りやすい雰囲気、手作り感のようなものを感じられます。おしゃれなのにアットホーム。
そんな本屋さんに日暮里で行きたくなった方は、ぜひ「ひぐらしベーカリー」に足を運んでみてください。
コメント