虎ノ門金比羅宮はご利益あるパワースポット!縁切り・縁結び・由来に何の神様まで解説

虎ノ門金比羅宮の本殿正面 東京の神社・お寺

虎ノ門金比羅宮は、東京都港区のビルの間にあるパワースポットです。香川県琴平にある金比羅宮を由来とする神社は、ビジネスパーソンを中心にご利益を求める多くの参拝客で賑わいます。

一方で、参拝者の中には「どんなご利益があるの?」「なんの神様が祀られているの?」など、詳細が気になる方もいるはずです。

そこで虎ノ門金比羅宮に何度も参拝している王子さんぽ目線で、ご利益から由来、祀られている神様まで詳しく紹介します。

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虎ノ門金比羅宮の由来は?オフィス街のパワースポットの歴史を解説

虎ノ門金比羅宮

虎ノ門金比羅宮(とらのもん こんぴらぐう)は、東京都港区虎ノ門に鎮座する、歴史ある神社です。その由来は、江戸時代の万治三年(1660年)。讃岐国丸亀藩主の京極高和が、藩領にある象頭山の金刀比羅宮(本宮)から御分霊を勧請し、芝・三田の藩邸内に祀ったのがはじまりとされています。

その後、1679年に虎ノ門の地へ遷座して以降も、多くの市民から信仰を集め、現在は穏やかな空気に包まれた都心のパワースポットとして参拝者に親しまれています。

ちなみにオフィス街に佇む歴史を感じられる建物は、2001年、東京都選定歴史的建造物にも選ばれているそうです。

虎ノ門金比羅宮のご利益・なんの神様かのかを解説

虎ノ門八幡宮の入口

虎ノ門金比羅宮で祀られているのは、大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳天皇(すとくてんのう)です。大物主神は、海陸の安全、五穀豊穣、万民の平安のご利益があるとされ、運を司る神としても信仰されています。

また、崇徳天皇が祀られているのは、香川県の金比羅宮で崇徳天皇が厚く信仰されているためです。そして崇徳天皇を祀る虎ノ門金比羅宮は、縁切り・縁結びのご利益もあるとされています。

本殿向かって右側になる「結神社」と合わせて、虎ノ門を代表するパワースポットに足を運んでみましょう。

虎ノ門金比羅宮のアクセス・行き方

虎ノ門金比羅宮は、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」3番出口から徒歩1分、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」から徒歩すぐの場所にあります。JR新橋駅や霞ヶ関駅からも徒歩圏内で、アクセス抜群の立地です。

また、隣接する虎ノ門琴平タワー」と合わせて整備されているため、境内はフラットで車いすの方や足が不自由な方でも参拝しやすいのが魅力的です。

周辺はオフィス街として知られていますが、ビルの合間に現れる境内は、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間が広がります。私が足を運んだ際も、仕事の合間に立ち寄るビジネスパーソンが多くみられ、心を整える都心のパワースポットとして親しまれていました。

境内はほどよい広さで、参拝時間の目安は10分ほど。昼休みやお出かけの合間に立ち寄ることも可能です。なお、神社には専用の駐車場・駐輪場はないため、公共交通機関の利用がおすすめです。

虎ノ門金比羅宮のアクセス・行き方】

虎ノ門金比羅宮の基本情報

【住所】東京都港区虎ノ門1-2-7
【電話番号】03-3501-9355
【社務所の営業時間】9:00~17:00(土日祝日は16:00)
【定休日】年中拝観自由

虎ノ門金比羅宮の公式ホームページはこちらから

虎ノ門金比羅宮は縁切り・縁結びのご利益あり!お守りや鳥居にも注目

虎ノ門八幡宮を斜めから撮影した写真

オフィス街虎ノ門のビルの谷間に鎮座するパワースポットの虎ノ門金比羅宮。ご利益やお守り、鳥居など参拝するとき注目したいポイントがいくつもあります。

そこで、何度も虎ノ門金比羅宮に足を運んでいる王子さんぽ目線で、お参りの仕方や境内の見どころ、初詣の混雑状況まで詳しく解説

参拝予定のある方や、どんな場所か気になっている方は、ぜひ参考にしてみましょう。

まずは本殿を参拝!虎ノ門金比羅宮のご祭神とご利益に注目

虎ノ門の街並み

日比谷線の虎ノ門駅から徒歩すぐ、ビルに囲まれた東京のオフィス街にあるのが虎ノ門金比羅宮です。パワースポットとして人気の香川県にある金比羅宮に由来を持つ神社なので、私自身気になっていた場所でした。

神社の近くでグルっとあたりを見渡すと、大都会を感じさせる景色が広がります。初めて参拝したときは、「こんなところに神社があるのか!」と驚かされました。

虎ノ門金比羅宮の手水舎

虎ノ門金比羅宮に限らず、パワースポットを訪れたときはお参りの仕方も大切にしたいところ。境内には手水舎があるので、神社の公式ページが進める作法を参考に、手を清めましょう。

なお、私自身は、初回からご利益を求めるのは忍びないかなと思い、初めて訪れるパワースポットでは参拝時に挨拶のみで済ますことが多いです。

虎ノ門金比羅宮の本殿

すぐ隣にビルが見える場所に社殿があるのは、東京のパワースポットならでは。ビルの間を吹き抜ける心地よい風を感じながら参拝できました。

1951年に再建されたという社殿からは、荘厳さや歴史の重みを感じられます。私が足を運んだ昼間から夕方にかけても絶えることなく参拝者が訪れる人気ぶりでした。

また、虎ノ門金毘羅宮は初詣スポットとしても人気お正月の日中はやや混雑するので、午前中や夕方頃の参拝がおすすめです。

【虎ノ門金比羅宮・見どころ】境内2つのパワースポット

結神社の社殿

虎ノ門金比羅宮の境内を巡るとき、王子さんぽが注目したのが2つのご利益あるパワースポットです。その一つの「結神社(むすびじんじゃ)」は、正確な起源は定かではありませんが、江戸時代から良縁を求める女性の信仰を集めていたといいます。

その昔、女性たちは願いを込めて自分の髪の一部を切り取り、社殿の格子や木の枝に結びつけることで、神様に自分の誠意を示して、縁結び・縁切りなどのご利益にあやかれるように祈ったそうです。現在も社殿と合わせて多くの方が参拝する場所となっています。

境内の喜代住稲荷大神

その由来の詳細は分かっていませんが、結神社と合わせて参拝したいのが「喜代住稲荷大神」です。赤い旗が目印の小さな祠も、忘れずに参拝しておきたいパワースポットです。

【虎ノ門金比羅宮・見どころ】歴史的な建築と都会的な参道

虎ノ門金比羅宮の外観

虎ノ門金比羅宮を参拝するとき、境内の建築や参道の雰囲気も見どころの一つです。

例えば、社殿の正面にある明神型の「銅鳥居」は、1821年に奉納された歴史ある建築。左右の柱上部には、玄武・朱雀・青龍・白虎の四神の彫刻が施されていて、造形美を感じられます。

歴史的にも貴重な建築は2001年、港区指定有形文化財・建造物に指定されました。

虎ノ門金比羅宮の本殿正面

多くの方がご利益を求めて参拝する社殿(拝殿・幣殿)は、戦火で消失した後、1951年に再建されたものです。総尾州檜造り、銅板葺きの権現造りの社殿は、日本最初の建築史家の伊東忠太氏の設計校閲といわれています。

参拝客を出迎える虎ノ門金比羅宮のメインスポットは、2001年に東京都選定歴史的建造物に指定。なお、拝殿・幣殿奥にある本殿の再建は1983年です。

虎ノ門金比羅宮の参道

虎ノ門金比羅宮は、ビルの中に佇む神社だからこその参道の景色も特徴の一つです。参道途中のベンチから境内を見てみると、境内とは思えない都市的な景色が広がります。

お昼の休憩時間あたりになると、境内には参拝の後にベンチでリラックスタイムを過ごす人の姿も。都心のパワースポットならではの景色を楽しめるのも虎ノ門金比羅宮ならではです。

【虎ノ門金比羅宮・見どころ】社務所でお守り・おみくじを購入

虎ノ門金比羅宮の社務所

虎ノ門金比羅宮の社務所では、さまざまなご利益のお守りや御朱印をいただけます。

縁切りや縁結びのご利益がある神社らしい「縁結びお守り」や、虎ノ門金比羅宮の独自の白い袋が特徴的な「白錦御守」など、さまざまなお守りを購入可能です。

また、御朱印は質実剛健という言葉がぴったりな力強い直筆のものをいただけます。
平日は9:00~17:00、土日祝日は16:00までの営業なので、お守りや御朱印を求める方は注意しましょう。

虎ノ門金比羅宮周辺のご利益あるパワースポットを紹介

愛宕神社の鳥居

虎ノ門金比羅宮周辺の虎ノ門から新橋エリアにかけては、都内でも多くの参拝客が訪れるパワースポットがあります。

虎ノ門金比羅宮から30分以内に向かえる場所の中から、出世の石段や癌封じのご利益がある神社まで王子さんぽイチオシの神社をいくつかみていきましょう。

癌封じのご利益ありと伝わる都心の神社「烏森神社」

烏森神社の境内

虎ノ門金比羅宮から徒歩15分、銀座線に乗る場合お隣の新橋駅下車の「烏森神社」。ビジネスマンの参拝者も多い、都心のパワースポットです。

お稲荷様と呼ばれる倉稲魂命(うがのみたまのみこと)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)、瓊々杵尊(ににぎのみこと)を祀る神社では、必勝・商売繁盛・技能向上・家内安全などのご利益にあやかれます。

また、持っている方が癌にならないようにとの願いが込められた「癌封じお守り」を購入できることでも人気です。健康な毎日を送れるよう、神様にお願いしたい方はぜひ立ち寄ってみましょう。

烏森神社の詳細情報

【住所】東京都港区新橋2-15-5
【電話番号】03-3591-7865
【社務所の営業時間】9:00~16:00
【定休日】年中無休
【ご利益】必勝・商売繁盛・技能向上・家内安全

烏森神社の詳細はこちら

出世の石段を登れる都内屈指のパワースポット「愛宕神社」

愛宕神社の鳥居

虎ノ門金比羅宮から徒歩12分ほどの「愛宕神社」は、都内屈指のパワースポットとして知られます。特に有名なのが、出世の石段と呼ばれる急勾配の石段です。

江戸時代、曲垣平九郎が馬でこの石段を駆け上がるさまを見せつけ出世したとの逸話から、出世運や仕事運のご利益があるとして多くの参拝者が訪れます。

実際に登ってみたのですが、見た目以上に高さと勾配があり、高所恐怖症の私は思わず足がすくむほどでした。その分、登ったときの達成感もあるため気になる方は、ぜひ階段を登ってみてください。

愛宕神社の本殿

段を登りきった先には、火産霊命(ほむすびのみこと)立派な社殿が鎮座しています。防火の神様を祀る社殿を参拝すれば、防災・日除け・商売繁盛などのご利益にあやかれるそうです。

また、境内には池や緑も多く、春は桜、秋は紅葉が美しく、都心にいることを忘れるほどの静けさを感じられるのも愛宕神社の魅力といえます。

愛宕神社の詳細情報

【住所】東京都港区愛宕1-5-3
【電話番号】03-3431-0327
【社務所の営業時間】9:00~16:00
【定休日】年中無休
【ご利益】出世・仕事運・防災・日除け・商売繁盛

愛宕神社の詳細はこちら

都会のパワースポット!虎ノ門金比羅宮で運をつかむご利益を!

運を司る大物主神と崇徳天皇を祀る「虎ノ門金比羅宮」は、ビルの間に鎮座する都会のパワースポットです。

働く人がほっと一息付ける場所や、初詣スポットとしても親しまれている神社では、ご利益にあやかるだけでなく、建築を鑑賞したり、お守りや御朱印をいただく楽しみも。駅から近く立ち寄りやすい神社なので、観光やお出かけの際は、気軽に足を運んでみましょう。

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